平成22年度 学力効果測定結果の分析 と授業改善推進プラン [ 国語科 ]

昨年度の改善プランの検証 bookmark

観点分析
取り組みにおける成果と課題・定期的なスピーチテストや聞き取りテストをとおして、論理的に自分の考えをまとめてわかりやすく伝える力や、相手の話を正確に聞き取る力を育成し、コミュニケーション能力の向上を図ることができた。
・漢字、語句の意味、文法など、国語力の基礎となるべき項目の定着が不十分である。漢字書き取りの反復練習や小テストなど地道な取り組みを継続していく。


学習効果測定結果の分析 bookmark

観点分析
国語への関心・意欲・態度3学年とも期待正答率を上回り、関心の高さをうかがわせるが、学年があがるごとに数値が下がる傾向にある。
話す能力・聞く能力1年生が期待正答率を多少下回っているが、学年をおうごとに数値が大幅に上回っている。
書く能力1年生は期待正答率を大きく上回っており書くことを苦にしていないようである。2,3年と進につれて下降傾向にある。
読む能力3年生の力不足が目立つ。期待正答率が下がらないよう2年生での指導が重要な意味を持つ。
言語についての知識・理解・技能3学年とも期待正答率を下回っており、学年によっては二桁以上の差が出ている。


教科の課題 bookmark

観点分析
国語への関心・意欲・態度入学当初、期待正答率を大きく超えていた数値が、学年進行につれて下降傾向にある。指導内容が難しくなっても、平易な発問も行い、「分かる」喜びを実感させ、苦手意識を持たせないよう留意する。
話す能力・聞く能力スピーチや放送によるテストを積極的に取り入れた結果、着実に力を身につけている。
書く能力普段の生活の中から、自分で考え自分の言葉で表現する機会が少なくなっているため、書くことに対して面倒くさいという思いが強い。授業では文字数やテーマを設定して積極的に作文指導を取り入れる。
読む能力読む力を培うためには、本や文章を読むことが必修である。国語の授業内だけでは十分な時間が確保できないので、授業で読書案内を行ったり、朝読書の時間を十分に確保する。
言語についての知識・理解・技能漢字の書き取りや語句の意味についての理解が浅い。漢字、文法、語句の意味やことわざ等の言語事項は、日々の授業や学校生活全体を通して指導を充実させ、テスト等で定着を図る。


授業改善策 bookmark

1年生 bookmark

観点分析
国語への関心・意欲・態度導入時の発問により関心を持たせる。国語が苦手であっても、努力したことは声かけで評価し、意欲を持続させる。
話す能力・聞く能力スピーチの発表を効果的に行うため、相手を想定してわかりやすく伝える事を意識させる。聞き取りテストの際に、必ずメモを取らせ、ポイントを絞って話しが聞けるようにする。
書く能力テーマを決め、内容のメモを作らせることで、まとまりのある文章を書かせる。書くことに対する抵抗感をなくすため、100字~200字程度の作文を書かせる。
読む能力文章が、徐々に長く難しくなってくるが、事前に読むときのポイントを指定することで、集中して読めるようにする。
言語についての知識・理解・技能辞書が手元にある状態で授業に取り組ませ、分からない言葉があれば、簡単に質問せず自分で調べることで、語学力を高めさせる。漢字を書くことに対して苦手意識があるので、普段から漢字を書かせるように意識させる。


2年生 bookmark

観点分析
国語への関心・意欲・態度補助教材や資料・CDなどを使い、視覚的に聴覚的に導入部を工夫して興味を持たせ、発問によって関心を持続させるように授業を工夫する。
話す能力・聞く能力発表する機会をさらに増やし、スピーチ原稿の推敲能力を高めさせて、スピーチに関するコメントを書かせることで、この領域の向上をはかる。
書く能力二百字意見文を継続し、まだまだ自分の意見を書くことが出来ない生徒には、百字意見文を書かせる。互いに推敲させて、書く能力の向上を地道にはかる。
読む能力説明的文章の要旨、文学的文章の心情・テーマなど、基本的なものを繰り返し演習させながら向上をはかる。
言語についての知識・理解・技能漢字や文法の演習を反復させて定着をはかろうとしたが、時がたつにつれての忘却率が高すぎた。幾度も幾度も授業の中で反復させ、基本的なものを習得させる。


3年生 bookmark

観点分析
国語への関心・意欲・態度「分かる」喜びを実感させるため、毎回の授業で平易な発問も投げかけ、国語に対する関心を高める。
話す能力・聞く能力定期的にスピーチテストと聞き取りテストを実施することにより、話す力・聞く力の一層の伸長を図る。効率よくメモを取る技術を指導し、普段の生活でも積極的にメモを取る習慣を身につけさせる。
書く能力テーマを設定して二百文字作文を数多く書かせ、書くことに慣れさせる。手本となる文章を紹介し、書く上での留意点を挙げて、文章作成上の参考とさせる。
読む能力説明的文章では、指示語に気をつけて文章を読む習慣を徹底させると共にキーセンテンスとなる文を見つける力を身につけさせる。文学的文章や詩歌の指導においては、読書量を増やすべく読書案内を積極的に行う。また、自分を取り巻く環境に注意を払うよう指導していく。
言語についての知識・理解・技能漢字の小テストを週に一度実施し、漢字力を高める。また、文法については文節と単語の単位での指導を徹底し、論理的な文章の作成ができるよう力をつける。語句の意味は教材ごとに意味や使用例を確認し、生徒の語彙数を増やす。